田舎者は都会に出かけ、都会者は田舎に出かける

http://blog.tatsuru.com/2007/05/07_0956.php
↑私が小浜から東京に出かけて音楽に熱狂していた頃、神戸女学院大学内田樹教授は、小浜から程近い京都府南丹市美山町に出かけていたらしい。そこで内田教授は山菜天ぷらに舌鼓を打ったとの事。
私も最近「山の幸」を天ぷらにして食べたところだ。実家の両親から貰った菜の花、朽木村(「高島市朽木」というより、この言い方の方がしっくりくる)の道の駅で買った珍しい山菜、そして知人から「山に登ったとき掘ってきたのでどうぞ」と頂いた筍などだ。
どれも旨かったが、特に筍の天ぷらが気に入った。筍といってもスーパーで売ってるような、すでに茹でてパックされたものでなく、皮に覆われて根元に土が付いた「掘りたて」のものだ。アク抜きなどの前処置に時間は取られるけど、普段食べるフニャフニャのものと違って、繊維の歯ごたえとほのかな甘みが感じられる。そこが堪らない。新鮮だからこそ感じられる類の美味しさだ。