富山のラーメン

遠出した際の恒例となったB級グルメレポですが(笑)、今回は富山です。富山といえば最近「ブラックラーメン」が熱いらしいけど、今回は敢えてソレを外して、「黒系」以外の店の暖簾をくぐってみた。
まず訪れたのが「麺飯屋 醤」。メニューを見てたら醤油やら塩やら坦坦麺やら、とにかく一杯あったので迷う。そこで店員の方に「ここでは皆さん何を頼まれますか?」と聞いてみた。店員は「薄味が好みの方は塩、そうでない方は醤油を頼まれます」とのこと。「じゃあしょうゆ」と言おうと思ったら「醤油も3種類あります」との事。メニューを再確認すると確かに「醇」「豊」「爽」の3つがある。もうよくワカンナイのでとりあえずメニューの一番上に書かれてた「醇」をオーダー。
目の前に運ばれた「醇」はやや濃い目の色調だったので、「これはショッパイかも…」と思った。だがスープを口に含むと、醤油っぽさよりも油の香ばしさが前面に出て、舌触りは結構滑らかで軽快だ。太めのちぢれ麺も味がしっかりしていて、やや固めのゆで加減も私好み。これはおいしいラーメンですよ!ちなみに店内は土曜日の晩ということもあり満席状態だったが、私の周りの方々は塩ラーメンとか坦坦麺とか普通の中華メニューなどを食べてた。ネット情報によると、それらもイケルみたいだ。


麺屋 つくし」。何でも大将が「みそラーメン」で有名な札幌の某店で修行されたというので、取り敢えずみそラーメン。そして追加で「ますのすし」二切もオーダー。
先ずやって来たのは「ますのすし」。漬物を添えて、なかなか上品でな供し方で出てきたので、それだけで感激してしまう。すしもフンワリしていて美味い。その次にラーメンがやって来た。こちらもなかなか上品な仕上がりで好感が持てる味。みそラーメンて、いかにも「味噌で〜す!」みたいな味付けの、くどいスープが多かったりするけど、ここは薄めの味噌汁といった感じの控えめな濃さに抑えている。それがよろしい。ちちれ麺もちゃんとスープと絡まっていて、味わい深い。店の雰囲気や接客を含めて、全体的に品のあるお店で気持ちよくラーメンが頂ける。これは私の脳内ラーメンランキングのトップ10に入りましたよ(笑)。