ICOCA、Suicaと電子マネー機能を相互利用可能に

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200705280055.html
実は私、今のケータイに買い換えてから「Edy」に「QUICPay」、そして「モバイルSuica」(福井県在住なのに:笑)と、3種の電子マネーを利用している。「Edy」は「便利だから使う」というより、レジのリーダにかざしたとき発せられる「シャキーン!」という音が聴きたくて使ってるみたいな、そんな感じ。「QUICPay」はまだ一度しか使っていない。なぜなら使える店が少ないからだ。もっとも「Edy」共々、ローソンでも使えるようになるみたいだから、そうなればもっと利用機会が増えるかもしれぬ。
そして「モバイルSuica」だ。今考えると我ながら「どうして!?」と思わないでもない。しかし券売機で切符を買う手間が省けること、そしてそれが時間的ロスの解消に繋がることを、私は先日上京した際、身をもって体験した。
今月上旬、有楽町でハンガリーの民族音楽グループ「ムジカーシュ」のパフォーマンスを楽しんでいる間にも、私が乗るべき新幹線の発車時刻は刻々と近づいていた。やんやの喝采のうちにライヴが終わったのは、発車時刻の12分前!「歩いて東京駅まで行ってたらとても間に合わない…」と、とっさの判断で私は有楽町駅に向かって突進する。群集をメッシ張りの身のこなしでかきわけ、インザーギのような鋭い飛び出しで横断歩道を渡り、そして鈴木隆行師匠のように泥臭く「国際フォーラム口」の自動改札に飛び込んだ。もちろん右手にはケータイが夕日を浴びて眩い光を放っていたのはいうまでもない。
クリスティアーノ・ロナウドのようにサッササッサと前に足を運んで階段を二段上がりして、私は青い電車に飛び乗った。東京駅ではもうひとつ「八重洲口のコインロッカーにあった大きな荷物を引き取る」という大きなミッションがあったので大分手間取ったけど、まあ何とか新幹線に乗車することができた。このときはまるで、ゴールをした瞬間のような爽快な気分だった。
まあ若干電子マネーの互換から話は脱線したけど、要はSuicaにしろTOICAにしろICOCAにしろPASMOにしろ、この手のものは急いでるときほど実に重宝するものよ、ということが言いたいのだ。そして相互互換が進めばなお便利と。