今日の出来事

グラミー賞授賞式」を見ようとWOWOWにチャンネルを合わせる。ジョン・カビラの隣に小林麻央という、あまり見慣れないペアが新鮮というか、なんか落ち着かない。
番組が始まって30分くらい経ったところでようやくポリスが登場!と思たら「ロクサーヌ」1曲だけで出番終了。さっさと引っ込んでしまった。「散々引っ張っておいて結局あれだけかいな…」。TVを消してパソコンに向かう。
ネットサーフィンをするが、今日はあまり面白そうなネタがない。そこで溜まってる郵便物に目を通すことにする。兵庫県立芸術文化センター(→公式サイト)の会報を読む。するとランドセルを背負い、たて笛を構えた佐渡裕氏の写真が目に留まる。同地で4/1(日)に開催される「たて笛の会」の告知だ。チケットは500円。どうやら当日会場では観客も一緒になってリコーダーの合奏をするらしく、チラシには「たて笛をお持ちください」とある。面白そうだ。
昼前にアマゾンから本が届く。ウー・ウェン「北京小麦粉料理」(ASIN:4471400061)だ。早速この本の一番アタマに載ってる餃子を作ることにする。強力粉を練って、こねて、寝かせる。白菜とニラと豚肉を刻む。この工程だけで二時間かかった。誰だ、「ウー・ウェンのレシピは簡単!」て言ってたのは(笑)。
だが皮を作って餡を包むのは意外と簡単だった。巷で売ってる「餃子の皮」と違って、作りたての皮はフレキシビリティがあるので、少々餡を無理目に詰めても上手い具合に皮が伸びて合わせやすい。しかしこのあと悲劇が起こった。餡を包んだあとの餃子同士を重ねて置いてしまったので、茹でるときに餃子同士を離そうとしても、皮がくっついちゃってビリビリに破けてしまったのだ…。
とりあえず難を逃れた餃子だけをゆでて食べてみた。「うまい…」。思わず口をついて出てしまった。餡が余ったので明日また作ってみよう。
さて私が餃子作りにいそしんでいるあいだ、テレビでBS2のN響特番をつけっぱなしにしてたので、生地を作ったり餡をこねたりしながらチラ見ていた。指揮活動から引退し、悠々自適の毎日を送るサヴァリッシュが録画インタビューで出ていたが元気そうだ。というか彼がチラ弾きしていたシューベルト即興曲を聴くと、まだまだやれそうだ。
さて丁度皮を作っているときにN響特番が終わり、番組は山本譲二のスタジオライブへと変わった。手が休まらないので仕方なくチャンネルはそのままにしていたが、何曲か聴いているうちに私は彼の熱唱に心打たれてしまった。ジョージも感極まったのか「すいません」「すいません」と言いながら泣いてるし。今日はイイモノを見せてもらった。

高杉晋作

高杉晋作