「ぴあのピア」が凄みを増している件

クリストフォリのフォルテピアノで始まったNHK-BS「ぴあのピア」だが、今週はコジェルフ、クレメンティ、ドゥセックと立て続けに紹介。先週はハイドンの異形の作品「アンダンティーノと変奏曲」も流れたし、なかなか渋いトコ突いてくる。プライムタイムの時間帯にコジェルフとかJ・C・バッハとかをテレビで流すのって欧州でもそう無いのではないだろうか。
そして徹底的に古楽器演奏に拘っているのも注目だ。正直1月のオンエアのうち一度くらいコンサート・グランドピアノの演奏が出るかと思ったけど、いまだに黒い楽器の出番はない。このあたり「筋」を通しているところも好感。「音大生なら聴いておきたい100曲」のリストに沿って曲を聴くよりずっとクラシック音楽の知識がつくんじゃないの!?