下町グルメをプチ堪能

私、昨日月の世界を見に行ってきました。まあ「月の世界」といっても舞台のことなんですが。で今は地球に戻って(笑)浅草のホテルにいます。
ホテルが浅草にある、ということでついでに東京の下町グルメも楽しむことにしました。

パンのペリカン」(→地図)。何十種類ものパンがトコロ狭しと棚に並ぶ最近のオシャレなパン屋と違って、このお店は食パンとロールパンしか売っていない。そしてお客さんは入り口近くのカウンターで店員さんにオーダーする。なんだかこれって昔のタバコ屋さんみたいだ。私は中ロール(5ケで310円)を購入した。

まず中央がふんわり膨らんだロールパンの「形」のよさに目を奪われる(写真は少しつぶれてしまってるけど:笑)。味はいたってシンプルなんだけど、口に含むと上品な甘みが口の中一杯に広がる。店構え、品揃え、そしてパンとすべてに下町の職人の堅気さを感じた。
次は「どぜう飯田屋」(→地図)。暖簾をくぐるといきなりご主人と思しき男性が「いらっしゃいませ」と優しく座敷へと案内してくれた。で「どじょう鍋」を「どじょう汁」と併せてオーダー。

見た目はこってりしてそうだが、食べるとしつこくなくて、結構すいすいと食べられる。どじょうは身が柔らかく、だしも十分染みている。骨も適度に柔らかくなっていて、程よい歯ごたえ。ビールと一緒に食べると何だかホンワカといい気分になっちゃった。