この人ホントに80歳ですか!?

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/wcup/06germany/column/200512/at00006948.html
↑「日本サッカーの父」デットマール・クラマーのこと。上記リンク先には、先日来日した時のインタビューが収録されている。以下彼の発言から;

  • 「選手たちは87分ものあいだ無益な労働をしていた」「一所懸命やっているのは分かる。走ってもいるし、いいんだけれども『パンを得られない芸術家』の言葉どおり、結局なんにもならないではないか」(←クラマーが来日中に観戦した「東京V対C大阪」戦の感想を尋ねられて)
  • 「(カールハインツ・)ルンメニゲは19歳のある日、ベンツに乗ってやってきた。『すぐに売れ!』と言うと、彼はフォルクスワーゲンを買いに行った」
  • 「今のバイエルンの選手はベッケンバウアーの10倍のサラリーをもらっているが、テクニックは足元にも及ばない」
  • 「バーなどで女の子と夜遅くまで遊んでいる人間が、同時にサッカーで良い選手であることはあり得ない」

こうやって引用すると、ただの頑固ジジイに見えなくもない。でも彼はインタビューでは一貫して、早い時期からの選手の育成の必要性(「12歳になる前に正しい動きというものを身に付けなければいけない」)と、「フォア・ザ・チーム」の精神の重要性(「いいチームというものは犠牲の上に生きている」)を訴えていた。これってどこの世界でも当てはまるような気がする、ってなんかオッサンみたいなこと書いてるな俺。