Musical Baton
ブログスフィアを縦横無尽に駆けめぐるバトンを遠目に見ながら「まったくこんなチェーンメールまがいのことを…」と硬派を決め込むようなことはせず、「まだか、まだか」と指をくわえて順番を待っていた、というのが正直なところ。そんな哀れな私にバトンを回してくれたid:knoさま、そして2号店の方にトラバを送って頂きましたガーター亭亭主様に先ず感謝申し上げます。ただ実際に手許にバトンが渡されると「ヲイヲイ何を書けばええんかな!?」と戸惑ったりしておりますが、とりあえず。
- Total volume of music files on my computer/コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量
「iTunes」のプレイリスト(mp3)に7.33GB。これ以外に音楽ファイル(mp3,ogg,wma,wavなど)のみを収録したDVDが30枚(約130GB)と、外付けHDDにある音楽ファイルが約150GB。
- Song playing right now/今聞いている曲
今は聴いてない(笑)。
バッハ、リスト;バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903 (Lise de la Salle plays Bach, Liszt)
- アーティスト: Johann Sebastian Bach,Ferruccio Busoni,Franz Liszt
- 出版社/メーカー: Naive
- 発売日: 2005/05/17
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 16回
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- The last CD I bought/最後に買ったCD
- Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me/よく聞く、または特別な思い入れのある5曲
「よく聴く」わけではないけど「思い入れのある曲」というのを5曲リストアップ。
1.母が歌ってくれた子守歌。
2.父が教えてくれたスーザのマーチ(どれでも良いが敢えて言うと「ワシントンポスト」)
3.兄が教えてくれたクイーンの「Good Company」
4.楽譜にインパクトがあったペンデレツキの「広島の犠牲に捧げる哀歌」
5.初めて人前で指揮をしたフォスターの「夢見る人」
1.はまああれでしょう。小さい頃、眠れなかったときにお母さんに子守歌を歌って貰った経験は誰にでもあるでしょう。ということで感謝を込めてリストに入れてみた。ところで所謂スローテンポの「ヒーリング・ミュージック」って、子守歌の追体験なんじゃないの、と言ってみたりする。
2.の行進曲ですが、父がよく聴かせてくれたカセットテープにはスーザの行進曲が一杯収録されていて、それこそすり切れるほど聴いた。今から思うとどうして吹奏楽だったのか、とは思うが。
3.私が小学生の頃、少し年の離れた兄の部屋はポール・モーリアとカーペンターズと竹内まりやのポスターが共存するという、或る意味カオス状態だった。そんな部屋のステレオから流れてくる音楽の中にクイーンがあった。「Good Company」はアルバム「オペラ座の夜」の「ボヘミアン・ラプソディ」の一つ前に収録されている曲。私が音楽を聴いて初めて泣いたのがこの曲なのだが、今思うとどうして泣いてしまったか良く判らない。ただ良い曲なのは変わらない。この曲の主人公の老人は人生訓を語る。「Keep Good Company」(よい友達を持つことだ)。その通りだ。
4.誤解を恐れずに言うと、中学入学後部活として管弦楽部を選んだことを、入部して暫くは後悔していた。マスメディアから洪水のように流されるヒット・チューンにあまりにも慣れさせられていた中学一年生の私には、クラシック音楽はあまりにも長く感じられたし、付き合いにくいものに思われた。そんな中、ある先輩が見せてくれた手持ちの楽譜のなかに「広島の〜」があった。一瞥するや否や楽譜の持つビジュアル面のインパクトに圧倒された。しばらく経って実際に曲を耳にすると「音楽の約束事から全く離れていても別にいいんだ。というか全然楽しいねこの曲」と妙に納得した思い出がある。そこから音楽に益々興味を持つようになり、現在に至っている。
5.学校の文化祭のとき、クラス別の合唱コンクールで指揮者として数ヶ月間同級生を指導したときの曲。無事入賞の栄誉に浴することが出来、担任の先生から「ありがとう」と感謝された。演奏後の客席の反応も含めて、初めて「音楽をやるって楽しい」と感じた思い出の曲。この場を借りて、当時の同級生には「私の拙い指揮に付き合ってくれてありがとうございました」といいたい。
- Five people to whom I'm passing the baton/バトンを渡す5人
dokichi様(「nakki's memo diary」、「メインは、BBCso」)
Hayes様(「拍手は指揮者が手を下ろしてから」)
丸田てつや様(「SEEDS ON WHITESNOW」)
大井浩明様(「閘門ブッコロリ」)
Schweizer_Musik様(「鎌倉・スイス日記」)
(※)バトンをお回しした皆様方へ;
この「Musical Baton」は、受けて頂くも自由、無視するも自由のバトンです。この類の企画がお気に召さなければ、ご遠慮なくスルーして頂いて結構ですので、お気軽な気持ちでどうぞ。詳しくは「Musical Baton」をクリックしてはてなキーワードを覗いてご覧下さい。