「悩める黒部」(by 京都新聞)

昨日付のスポーツ欄に京都新聞としては久々に黒部の特集記事が。同紙でセレッソの選手個人が取り上げられるのは異例。しかもサンガ担当の国貞氏による記事。取材の合間に長居か南津守でも行ったのだろうか。というかこの方は暇を見つけて自費でルマンに行っちゃう人だけど。以下引用。

7試合負けなしと好調のC大阪で、サンガから期限付き移籍中の黒部が十分な出場機会を得られず、悩んでいる。0−0の後半31分、西澤に代わって投入されたが、好クロスはなく、左足のシュート1本に終わった。これで7試合連続途中出場。「90分欲しい。時間が長くなれば点を取れると思うのだが…」と苦渋の表情だった。
先発出場した3戦目までで2得点し、新天地での活躍は保証されたかに思われた。しかし、チームが3連敗したこともあった「1トップ」の定位置を西澤に譲った。第5節の大分戦では同点弾と決勝点に絡む活躍でアピールしたが、先発復帰には至らなかった。「今も調子は悪くない。(西澤との)2トップの形でやってくれれば」と漏らす。
27歳。日本代表復帰を目指して選んだJ1の舞台で困難に直面している。サンガ在籍時から途中出場で力を発揮するタイプではないが、試練を乗り越えてこそ新たな道は開ける。「腐るのは簡単。調子を維持してやっていく」という黒部の言葉に期待したい。

サンガ的視線やら思い入れやらが随所に感じられる記事。でも浦和戦とか鹿島戦とかをテレビで見てると「やっぱり現状なら西澤かな」と思ってしまうのも確かだし。こんな立場の黒部には俺も「がんばれ」と声を掛けるしかできないのだ。