マスタリングが違うCDは、違うCD

http://park5.wakwak.com/~rung/mt/archives/000093.html
津田さんとこで見つけた鋭いご指摘。改正著作権法施行に向けた高橋健太郎氏らと文化庁との交渉の中で「同じタイトルは輸入禁止」だけど「リミックス盤は違うアルバムとみなし輸入可にしよう」という流れになっているようだけど、マスタリングが違うCDをどうするかという辺ははっきりしておきたい所。ジャズとかクラ音楽のファンにも同タイトルでマスタリングが異なるCDを何枚も持ってる方々が多いだろうし。で津田さんはマスタリングが違うと「指揮者が違うのと同じくらい違う」という言い方をするけど、俺的には「オケが違うのと同じくらい違う」の方がピンとくるが、まあいいや。
ただどうだろう、こうやって文化庁の役人と音楽ファンが熱心に交渉して前向きに議論を進めようとしているのに、音楽業界のダースベイダー(あっ、ヨーダかな?)みたいな人が「そんなのダメダ!」って言ったら積み上げてきたものがあっけなくポシャってしまう、そんな危うさをどうしても感じてしまうのですが(すみません、こんなこと言いまして)。でも結局は高橋氏の言うとおり「注視し続ける」しかないのだろうし、私はそうします。