アルテスパブリッシングへの期待

音楽之友社」出身の2人が脱サラして設立した「アルテスパブリッシング」。そんな同社が初めて刊行する書籍が、ナント!内田樹教授の著作だという。しかもタイトルが「村上春樹にご用心」(ISBN:9784903951003)。音楽之友社内田樹、そして村上春樹。私の脳内では相当離れたところに置かれてる3つのキーワード。それが一つになったわけで、何か不思議。そして何か気になる。
ということで同社のブログを覗くと、アルテスの木村元氏がこんなことを書いておられる;

ぼくたちはこれまで「音楽についての本」をつくってきましたが、これからは「音楽のような本」をつくってみたい──というのがぼくの夢です。(8/20付のエントリから)

素晴らしいじゃあないですか!私も読んでみたいです!「音楽のような本」を!そして創立者たちが10年後も同じ夢を語れるようになれば尚更素晴らしい!
というわけで「村上春樹にご用心」を買ってみることにします。「CLASSICA」のiio様が私たちに課した「国内で10億部(つまり1人10冊)」というノルマは正直きついので、「新刊が出たらとりあえず買う」ということでよろしいか?
ちなみに同社では「クラシックでわかる世界史」(西原稔著)「〈アルテスCDガイド〉ジャズ101(村井康司著)「聴いて学ぶアイルランド音楽」「片山杜秀音楽評論集」などが発刊予定だ。