外国の音楽評論家にも認知される「のだめカンタービレ」

ニューヨーク在住の音楽評論家Alex Ross氏は、「新たな視点」からクラシック音楽を見つめる批評家として個人的に注目している。彼のブログ「The Rest Is Noise」を覗くのは私の長年の日課となっているし、実際に彼からはフレッシュな情報の数々を得ている(「楽章間の拍手」に関するネタも、「ドゥダメルがロサンゼルス・フィルへ!」というスクープも、そしてショスタコーヴィチの元恋人として知られるウストヴォりスカヤの訃報も彼のブログで知った)。
そんなRoss氏が、今度は「のだめ」を取り上げた。彼は去年日本でクラシック音楽セールスが伸びた原因として「クラシック音楽、特にオーケストラを題材にしたコミック本が売れたことがきっかけ」だと、ハッキリ記している(参照1)。そしてご丁寧にもアニメ版「のだめ」のYouTube動画にリンクを貼っている(笑)。
ちなみに彼のブログは「テクノラティ」のランキングで今日現在6617位(参照2)。恐らく「世界一読まれてるクラシック音楽ブログ」だと思う。