スペインリーグを見る

放送権問題ですったもんだがありましたが、WOWOWリーガ・エスパニョーラのオンエアが始まってからは毎週見てます。しかしやっぱりスペインリーグは面白い!このあいだの「バルセロナバレンシア」も実に素晴らしい試合だった。バレンシアは「守備的なチーム」というイメージがあったけど、この試合では攻撃に転じたときのスピードが目に付いた。特にスペイン代表コンビのミゲルとビジャの瞬発力が素晴らしい。特に1点目でのビジャがザンプロッタの一歩前に飛び出したときの飛び出しの「キレ」は抜群だった。あとバレンシアではなんといってもカニサレスロナウジーニョやデコの「危険な」曲がり方をするシュートを悉く弾き出してたけど、彼の動きにはどこか余裕があるというか、イッパイイッパイな感じが全く無い。
バルセロナの方はロナウジーニョがボールを持ったときのファン・ブロンクホルストの動きが気になった。ロナウジーニョがドリブルで攻め上がると、必ずといっていいほどジオはロナウジーニョの背後から回り込んでサイドを走る動きをする。「この動き、どこかで見たような…」と思いながら見ているうちに、先日のAFC-U17で日本代表の左サイドも似たような動きを盛んに行っていたことを思い出した。柿谷曜一朗がボールを持ったあと、左サイドの選手は「背後から回り込む」動きを盛んに行ってチャンスを生み出していた。「U16日本代表はオシムのサッカーっぽかった」という話もあるけど、アレはヨーロッパのトップリーグで日常的に行われているサッカーをさせている、ということでないのか。