アマゾン隆盛期におけるレコード店の役割

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000094154.shtml
今年10月に移転オープンする「タワーレコード神戸店」ではラウンジスペースでCD視聴ができるらしい。この店舗に限らず、最近CD小売店がいろいろと手を変え品を変えて新機軸を打ち出している。「新星堂高円寺レコード」もその一例だろう。
これらの動きから、客寄せのための工夫を凝らしていることは痛いほど伝わってくるのだが、結局はレコード店の魅力は「品揃え」にあるわけで、とゆーかそれしか無いし、あり得ない。お店に入って棚を眺めて、そこで「おぉ!ここにこんな音盤が!」と驚き、そして手に取りレジへ、という行為をユーザーにどれだけさせるか。そんな「驚き」を期待して客はわざわざ電車代払ってCD店に行くのだ。このような予期せぬサプライズが音楽ファンには脳内快楽なのだ。でないとこんなに暑い中、わざわざ外に出てCDを買いに行かない。で私は現在「アマゾンで手に入らないCDがどれだけ在庫しているか」をレコード店の評価基準の第一にしている。