サッカーメディアの要らぬ気遣い

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060718k0000m070111000c.html
サッカー担当のマスコミが選手に対し過保護すぎる、もっと批判的な記事を遠慮せず書け、という内容の記事。で記事内に「批判を恐れずに言う。このままでは日本は強くなれない。」て書いてあるけど、これを毎日ブログを書いている私のような人間が見ると、「『批判を恐れず』て書いてる時点で相当遠慮してるな」と思う。
メディアの気遣いは先週金曜に発売された「エル・ゴラッソ」にも現れている。この新聞にJFA会長への公開質問状が載っていたんだけど、大きさはタブロイド版の1/4で、字も小さくて見過ごしてしまいそうなほどだった。まあこの記事の扱いはいいとして(本当は良くないけど)、この公開質問状がライター個人の著名記事の扱いだったのが気になった。個人的には、JFA会長の責任を問う極めて重要な内容の質問状に「エル・ゴラッソ」編集部の名前が付いてなかったのが残念だった。もしかすると批判が過ぎてJFAからJリーグの取材権を剥奪されるのを恐れてるのだろうか、とすら思ってしまった。