ドライブしながらFMラジオを

聴いていたら、山下達郎さんの番組で宮川泰特集をやってた。オンエアされたザ・ピーナッツの名曲の数々を聴きながら私は、日本ポップス界きっての論客としての宮川泰について想いをめぐらせていた。昔のことなのでやや記憶が不確かかもしれないけど(もし間違いならごめんなさい)、黛敏郎さんがMCをやってたあの題名のない番組に宮川さんがゲスト出演して60年代から(当時としては)現代の邦楽ヒット曲についてあれこれあーでもない、こーでもないと語っていたことがあって、そのときMCの方が「桑田佳祐の書く歌詞はほとんど日本語じゃないからダメ」みたいな感じで批判したところ宮川さんが「あれは洋楽のリズムやサウンドに見事に乗っかっているからよろしい」と擁護していたのがすごく印象的だった。
夜もふけてラジオは「ピンク・レディー特集」を流し始めたが、当時の所属プロダクション社長の貫泰夫さんの語りを挟みながら流れるヒット曲の数々があまりにもディスコティックだったので驚いた(特に「Kiss in the Dark」)。モー娘。が一番勢いがあったのが(ディスコ・サウンドへの無遠慮な程の愛情あふれる)ダンス☆マンと組んでた時期だったことを改めて思い出し、「結局日本人てディスコサウンド大好き民族なのね」という暴論に達した。