千秋真一のCD 5万枚突破

http://www.tokyo-np.co.jp/00/thatu/20051028/mng_____thatu___000.shtml
ブラームスの「交響曲第1番」のCDが5万枚売れた、と考えるとスゴイ数字。ところでこの記事で二ノ宮知子さんが、クラシック音楽の中に「きっと誰でも好きな一曲がある」と述べている。
俺もホントそう思う。もしバッハやモーツァルトベートーヴェンショパン、はたまたマーラーを聴いて合点がいかなくても、他にもイイ曲、はたまた面白い曲は沢山あるのだ。巨根の男性が女性を我がものにする様を描いたジャヌカンの「ある日ロバンは」のような曲を興味本位で聴き始め、いつしかルネサンス期の合唱音楽に興味を持つようになる人がいるかもしれないし、フィリップ・グラスの殺人的なまでのリピートによる音の洪水を聴き続けるうちに、それに快感を覚える人もいるかもしれない。クラシック音楽の世界は、かくもバラエティに富む広大なものなのだ。

Fricassee Parisienne Renaissance Songs

Fricassee Parisienne Renaissance Songs

↑アンサンブル・クレマン・ジャヌカンのアルバム「パリのフリカセ」。「ある日ロバンは」を収録。
Dance 1-5

Dance 1-5

↑グラスからとりあえず一つ。童謡のような親しみやすい旋律も延々と繰り返すと一種の呪文のように聞こえてくる。