クラシックファンを分類する

http://ameblo.jp/andoken/entry-10004242942.html
クラシック音楽」についての会社の勉強会があって(←どんな会社なの!?)、そこで講師の先生がクラシックファンを大きく6つのカテゴリに分けていた、という話。
この勉強会の講師は、重要かつ数的にも看過できない一大勢力を見落としている。それは「評論家のファン」である。有名な評論家には必ず固定ファンがいるもの。贔屓の評論家が雑誌や単行本で推薦したCDを好んで購入するような、そんな人皆さんの周りに居ませんか?俺の近くにも「レコ芸」で宇野功芳さんが「推薦」マークを付けたものをせっせとコレクトする者が居ますよ。まあこーゆーのって、クラシックに限ったことじゃないと思うけどね。
ただクラシックの場合、同じジャンルのファンであっても、贔屓の批評家が違うと指揮者などの嗜好が全く異なるので、ファン同士で会話するときはものすごく気を遣うと思う。「ああ、あなた趣味はなんですか?」「私の趣味ですか?音楽です」「どんなジャンルを?」「クラシックです」と初対面同士で盛り上がったときにうっかり「私指揮者は○○が好きです」と相手が大嫌いな名前を口にしてしまおうものなら、それまで盛り上がってた会話がそこでジ・エンドになることもあるから油断できない。俺の場合はそんなシチュエーションでは、話し相手が好きな評論家は誰かな、と常に考えながら喋っている。