今日したこと

「題名のない音楽界21」を見たら佐渡裕が出てた。シエナ・ウインドと「スター・ウォーズ」を演奏したあと、ある高校の吹奏楽部が舞台上で(しかも客を入れて)佐渡さんに「アルメニアン・ダンス第1番」の稽古をつけてもらう、という企画をやってた。オンエアはかなりカットされてたので正直どんなアドバイスをしてたのかは分からなかったけど、稽古前の顧問の先生の指揮による演奏と、最後の佐渡さんによる「通し」(←最初から最後まで止めずに演奏することです:業界用語ですみません…)の間に、ものすごく差があった。あまりにも目覚ましい進化だったので、実は今日まで「佐渡さんってどうよ?」と思ってたのですが、正直見直しました。あとは歴史と伝統のある楽団に対して、今日の高校生みたいに指示を徹底することができるかどうか、ですね。
そのあと図書館に行く。カウンターの職員にお願いして本を探してもらってる間、ふとヨセフ・スデクの写真集を見つけたので眺めてみる。

プラハの光―ヨゼフ・スデク写真集

プラハの光―ヨゼフ・スデク写真集

↑これね。
この本には終戦直後のプラハの風景写真が多いのだが、見てると「あっ、ここ3年前に旅行したときに歩いた!」という場所ばかりでびっくり。要するにその頃と中心部の街の佇まいが殆ど変わっていないということなのだろう。現在のプラハは企業広告が目立つようになったけど、それ以外は変わらない。そんな街は日本のどこにあるだろうか。
(参考)スデクの撮影によるパノラマ写真。