この2,3日やってること

公私ともに忙しすぎる。特に昨日はストレスが溜まる一日。家に帰ってバタンキュー状態になり、蒼龍の「無添加赤わいん」を飲んでゴロ寝してた。ところでこの激甘ワイン、ワイン好きの間ではどんな評判なんでしょうか。
ともあれ多忙なので、習慣にしていたGoogleニュースでのネタ探しも出来なかった。かといってネットをうろうろしなかった訳ではなく、クラシック音楽関係の英語のblogサイトやら何やらをあちこち覗いていた。「ionarts」は「ル・モンド」「フィガロ」など仏語紙の公演レビューを英語に訳して紹介していて私のようなフランス語がサッパリな男には助かる。今月のリヨン歌劇場の「ポッペアの戴冠」(クリスティ指揮)のも読んだけど「タイトルロールの歌手はアンジェリーナ・ジョリー似」という記事が笑えた。更にイギリスの許光俊的存在の音楽評論家ノーマン・レブレヒトのコラムがまとめて読めるサイトも発見。ここには最近例を見ない位のラトルに対する痛烈な批判(これ)もあったが、それ以上に「ロンドンの地下鉄で犯罪防止策としてクラシック音楽を鳴らす」というニュースについてのコラムが面白かった。このニュースは日本でも話題になったが、レブレヒトはそこから少し外れ「そもそも青少年犯罪率の増加の原因は学校教育が悪いからだ」と持論を展開する。そして「PISA(例のOECDの学習習熟度調査)でトップクラスのフィンランドでは小学校に入るといきなり授業で楽器の練習をする」などと初等教育で芸術に力を入れる現状を紹介し「そんな場所だから治安が安定しているのだ。フィンランドでは電車でシベリウスを鳴らす必要がない」と結ぶ。書き方がうまいね。