公表されていなかった、SSRI(抗うつ薬の一種)の子どもへのリスク

http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20040427303.html
↑若年者へのSSRIの効果を疑わしいとする「Lancet」誌掲載の論文の解説。
昨年SSRIと呼ばれる抗うつ薬の一種「パキシル」の使用上の注意が改定された。これにより「18歳未満の大うつ病性障害の患者への投与が禁忌」となった。この時点では「ああ、そうなんだ」というレベルだったが、その後「パキシル」について発売前の臨床検査でプラシーボ(偽薬)と比較して効果が無かったにも拘わらず論文化する際に「思春期の大うつ病にも効果的」と結論づけたことが明らかになる*1など、雲行きが怪しくなっていた。自社に不利なデータを隠すのは勿論良くない。ただ実際の薬効については若年者でも効果的と考える人もいるようなので、あくまで冷静に推移を見守りたい。
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*1:英語注意