長野

http://www.narodni-divadlo.cz/O_Zaklad.aspx?jz=en(英語)
http://www.andante.com/article/article.cfm?id=23624(英語)
「長野」。これはオペラのタイトルです。長野五輪チェコのアイスホッケーチームの優勝の軌跡を描いたマルティン・スモルカ(45)作曲のオペラがプラハの国民劇場でこの4月に初演されたそうです。

↑はオペラの1シーン。どんな場面だ(笑)

設定上当然とはいえ舞台上はホッケーユニとプロテクターで固めた歌手たちが支配し(これが面白いんだが)指揮者は審判の格好をして仕事をしていたそうです。それから男性ばかりのキャストでは色気がないと思ったのかどうか知らないが(これはトホホだが)このオペラ、芸者が出てくるんだとさ。それ以外は興味深いところもあって、パックを小道具でなくダンサーの舞踏で表現していたり、一般的な「第1幕」「第2幕」でなく「第1ピリオド」「第2ピリオド」といってたりする。「神様」ゴーリーハシェック役はカウンターテナーによってまさに神々しく歌われるらしい。ヤーガー、パベル大統領(当時)、サマランチIOC会長(当時)の役まで登場するこのオペラ、今日以降は5月5日と25日に上演される。ということはサッカーの「日本対チェコ」戦の前後にはないわけで、観戦に行く人はついでに観劇というわけにはいかないようだ。
(※)リンク先(下)にある公演のポスターだけど、これみたら、ケント・ナガノが来ると思う人がいるよ、メイビー。