日本対ブラジル戦(ワールドユース)

残念な結果。ブラジルの前の方の選手が積極的にプレッシャーを掛けてくるので日本がマイボールになっても足にちゃんとボールが収まらずあっさり奪われてしまうという案配で、ブラジルに完全に中盤を支配されてしまった。ブラジルの「敵のボールを奪う」という意識は相当強いもので、2点目をとられたシーンなんか菊地が自陣ペナルティーエリアで敵選手と競って倒してから奪ったボールをどこへ出そうかとルックアップしていると、そのさっき倒した選手がグラウンドに横たわった状態でボールに足を出し決定的なラストパスにさせてしまった。日本は(特に前半)ボールを奪う→平山に当てるという「やりたい形」にさせてもらえなかった。坂田&平山は信頼できる2人だがその2人を信頼しすぎたのか攻撃に厚みがなかった。前半40分頃ボールを持った坂田が前に上がっていったときブラジルの選手4,5人がマークしたシーンがあったけど、そのとき右でも左でも良かった、サイドに誰かが上がっていればブラジルのマークが分散できて坂田ももう少し自由にできたのでは。