レコード店

最近はamazon.co.jpとかtower.jpとか、とにかく通販でCDを入手することが多くなった。理由は①通勤の途中に手頃な店がないのでわざわざ車に乗って店まで行くのが手間。それに見るだけでも駐車場代を払わないといけない②「どうせ俺が欲しいCDは店の棚にはない」という諦観③で、取り寄せてもらおうと思い店のスタッフに「あの〜、マイケル・ナイマンのオペラで"The Man Who Mistook His Wife For a Hat"(ASIN:B000025O9D)ってのありますか」とか言ったらスタッフに怪訝な顔をされたり、「ラヴェルの『夜のガスパール』の誰それの演奏廃盤になってない?」といったらスタッフが急に人名辞典でラヴェルのスペルを調べ始めた(カタログがアルファベット順だからスペルが判らないと調べようがない)のであわてて「R・A・V・E・Lですよ」と声を掛けたり、そういった対人関係の問題が面倒④まあそういう幾多の問題を乗り越えてオーダーをお店に依頼してももう一度品物を受け取りに店にいかないといけない、等々、要するに無駄が多いということ。
しかし通販にしてもLP時代(輸入盤は手許に届くまでが3ヶ月くらい掛かってた)と比べると随分時間は短縮したものの、やはり発送まで数日の間があるわけで、そうなると欲しいって思ったときにすぐに手に入るiTunes Music Storeとか新ナップスターなんかはすごくいい感じ。
レコード店が生き残るにはやはり付加価値を高めないと。(以下テキトーに思いついたまま書く)ラウンジチェアとか置いてコーヒーだして名曲喫茶(orジャズ喫茶)にしちゃうとか、化粧品みたいにスタッフと話しながら買う対面販売方式にするとか。あとはセレクトショップみたいな格好にして入荷させるCDの点数を減らすとその分在庫も少なくて済むから良いと思うが、こんなことするとレコード会社が圧力かけるから難しいか。
ちなみに昨日amazonn.co.jpから届いたBuffalo Daughterの「シャイキック」(ASIN:B0000BHC39)を足で拍子とりながらずっと聴いてます。今4回目を聴き終わったところ。