日本対カメルーン戦

テレビで見た。攻守の激しく入れ替わる中盤は一見スペインサッカー風で、面白く見えたが、リーガとの違いは各々の攻めがゴールで終わるシーンが少なかった所。前半12分過ぎの攻めは良い感じだったが、後は中田の閃きによるスルーパスと、藤田の動きが得点を予感させたものの、フィニッシュまで行かず残念。やっぱり本当に面白く美しいサッカーになるためにはシュートまでいってきちんとゴールしないと。あとゴール近くのFKのシーンでは中村俊輔がいたら、と1秒くらいおもた(永井洋一氏なら「彼がいたら2−0で勝ってた」って言ってそう)。
一晩たってから考えたのは、今の日本の悲劇は一番創造性のあるプレーができる中田ヒデが、「フォア・ザ・チーム」に徹しないといけない場面が多すぎるところ。昨日藤田が「フォア・ザ・チーム」している間は中田はゴール付近でいいパスが出せたけど、「金もらってるんだろ」クンと交代したら前線が停滞してしまったし。